戸田中央医科グループは 令和元年度第15回さいたま輝き荻野吟子賞 (いきいき職場部門)を受賞しました!

日本最初の女性医師となった埼玉県出身の「荻野吟子」にちなみ、埼玉県が2005年より男女共同参画社会の推進に功績のある個人・団体を毎年表彰している『さいたま輝き荻野吟子賞』の今年度の受賞者として、「戸田中央医科グループ」(TMG)が『いきいき職場部門』の表彰団体に選出され、去る2月12日(水)、知事公館にて同賞の表彰式が開催されました。表彰式では、選考委員会座長からの講評、大野元裕知事からの賞状、トロフィーの贈呈に続き、受賞者挨拶が行われました。

今回、TMGが選出された『いきいき職場部門』は、男女が共同して参画できる職場づくりをすすめる埼玉県内の事業所を対象に贈られているものですが、院内保育所の整備や女性管理職の育成や積極的な登用、さらには育児・介護など働き手の事情を考慮した勤務先の異動等への柔軟な対応や「ピンクリボン運動」への永年の取り組みなどが評価され、このたびの受賞となりました。

「荻野吟子」とは

嘉永4年(1851年)、武蔵国幡羅郡俵瀬(たわらせ)村(現在の埼玉県熊谷市俵瀬)に生誕。明治18年(1885年)に「医術開業試験」に合格し、近代日本の最初の女性医師となる。
明治30年(1897年)、瀬棚(現北海道久遠郡せたな町)で診療所を開業。日本キリスト教婦人矯風(きょうふう)会風俗部長、大日本婦人衛生会幹事など社会運動にも従事した。

「さいたま輝き荻野吟子賞」とは

埼玉県では、本県出身で日本で最初の公認性医師となった「荻野吟子(おぎのぎんこ)」にちなみ、その不屈の精神を今に伝える先駆的な活動を通して、男女共同参画の推進に顕著な功績のあった個人や団体、事業所に「さいたま輝き荻野吟子賞」を贈っています。この表彰制度は平成17年度から実施しています。

「令和元年度第15回さいたま輝き荻野吟子賞」表彰式の様子